USB MODってなぁに?


プレステに比べて基盤の端子が更に小さくなり、ハンダの苦手な人は躊躇してしまう
プレステ2のMODチッップの搭載ですが、そんな貴方に朗報です(笑)
通常本体に直接ハンダ付けしていたチップを外部に出してUSBにてプレステ2と
接続してしまう大胆な方式 それがUSB MOD! 海外ではNEO−KEYとか
いう名前で売っています。中身はこんな感じなので自作も簡単でしょう。

   ソケット*1 USBケーブル*1 抵抗*1 コンデンサ*2 汎用基盤 箱
   スイッチ*1 ダイオード*1(こちらの2つは無くてもOK)

因みに「信号猫」で¥2200で上のチップ無し版が販売されています。
私も友人用のドリキャスリッピングケーブルを作った所で力尽きてしまったので
友人の分と予備で3個買ってしまいました。自作すれば半額以下ですが時給換算
した場合、トントンかなって思ってます。

メリット
  ・本体側の改造はジャンパーを1本ハンダするだけ。
    私は普通のハンダを使用しましたが先が細いのを用意した方が良いでしょう。
  ・バックアップCDに特別なパッチを当てなくて良い。
    ゲームのバックアップを取る時に起動用のパッチを当てなくても起動出来るので
    極端な話しメディアがCD−ROMのゲームは殆どOKって事でしょう。
  ・必要無い時は外せば良い。
    マスターを動かす時は外せば良いのでチップにわざわざスイッチを付けてなくても
    大丈夫。まぁ私はUSB MODにスイッチ付けてますが...(^^;
  ・PS1のMODと兼用
    チップを2つ付けなくてもPS1と兼用出来る+PS1起動の時はSWAPを
    しなくても起動します。(これが大きい!)
  ・チップのプログラムVer.UPが楽
    チップを付け替えをする時にわざわざ本体を開けなくてもOK。ソケットに
    載せて置けば、正に載せ換えるだけ。
    (本体直付けでもソケットだけ外に出せば同じですが、格好が...)

逆にデメリットは
  ・PS1のRHPに対応していない
    RHP対応ではないので解除するかタイミングよくスイッチを切る必要がある。
  ・起動にPS2用PARが必要
    USB MODの起動はDCのBOOTディスクのような起動をします。
    一般的なのはPS2用のPARを使う方法ですが¥6000くらいします。
    今年の夏に¥1200でPAR2の体験版が発売されましたが、速効で
    売り切れたようです。その他、DVDリージョンXとかでもOK。
  ・DVD−Rは起動出来ない。
    DVD−Rに焼いたソフトは18000以前のマシンとSWAPトリックが必要。
    我が家のマシンは10000なのでDVD−Rドライブを購入したら15000
    のPS2を購入してチップを直接本体にハンダする予定。
    (初期型はレーザーの調節が必要かもしれず面倒なのだ)
  ・USBのポートが1つ潰れる。
    ジャンパーをかました側のUSBポートはチップを繋いでいなくても他のUSB
    機器を繋ぐ事が出来ないらしい。別にUSB MOD繋ぎっぱなしだし、ポートが
    もう1つあるので困ってないですが...。

以上の事から、ハンダが苦手な人とか本体は極力改造したくない人はUSB MODが
お手軽だけどDVD−Rとかまで考えた場合、きちんとチップ+スイッチを本体に付けた
方が良さそうだって感じでしょうか?因みに30000番以降の人はどの道DVD−Rが
動かないのでUSB−MODで十分かな
私はNEO4が出まわるまでの繋ぎ&バックアップにパッチを当てるのが面倒なので
USBタイプにしています。

参考までに海外のサイトに載っていたUSB MODの作り方の無断転載 USBMODの作り方
また最近はNEO4と呼ばれるチップが海外で売られているようです。
こちらは、PAR2による入れ替えもSWAPトリックも必要無いらしいのですが
クレジットカードを持たない私は買えないので試せません(T_T)